症状
- 外傷(骨折、脱臼、捻挫、打撲、切り傷、擦り傷、火傷など)
- 変性疾患(変形性膝・股関節症、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など)
- 炎症性疾患(ばね指、ドケルバン病、ゴルフ肘、テニス肘、肩関節周囲炎、足底腱膜炎など)
- スポーツ障害(オスグッド病、半月板損傷、靭帯損傷、野球肘など)
- 末梢神経障害(手根管症候群、肘部管症候群、足根管症候群など)
- 痛風、偽痛風
- 肩こり(四十肩・五十肩など)
- 腰痛
- 骨粗鬆症
手足のしびれ・痛み、関節の腫れ・痛み、手足の変形など、気になることがあればまずご相談ください。
装具(足底板、コルセットなど)の作成も行っております。
お気軽にお問い合わせください。
- 交通事故による怪我(自賠責)
- 仕事中の怪我(労災)など
※自賠責、労災で受診の際は事前にご連絡をお願いいたします。
骨粗鬆症
シンプルに言うと、「
骨強度が低下し、骨折リスクが高い状態」ということです。
それぞれ、以下の検査で調べることが可能です。
骨密度⇒ DXA法
骨質 ⇒ 問診、画像検査、血液・尿検査
1.歴史
1994年ごろからWHOの定義が紹介されはじめ、日本では2000年に現在の定義が設けられました。
2.疫学
有病率は40歳以上で男性3-12%、女性19-27%と言われており、日本では1200万人以上はいるとされています。全人口の約10人に1人が骨粗鬆である可能性があるということです。
3.検査、診断
主にYAM(young adult mean)と呼ばれる数値の計測によって、診断されます。
以下の3つの項目のいずれかに当てはまれば、骨粗鬆症と診断されます。
- ①大腿骨近位部骨折、椎体骨折
- ②①以外の脆弱性骨折あり+YAM80%または-2.5SD以下未満
もしくは 脆弱性骨折:肋骨、骨盤、上腕骨近位部、前腕遠位部、下腿
- ③YAM70%未満
ただ、骨折の既往はなく、YAM値が70%~80%の方も骨量減少(グレーゾーン)として、治療開始の必要があります。
YAM値の検査方法として、様々ありますが、DEX法での腰椎と大腿骨近位部の2か所での計測が最も推奨されている方法です。こちらの検査は当院で可能です。
4.治療
① |
食事療法(カルシウム700-800㎎/日、ビタミンD、日光15分/日) |
② |
運動療法(ウォーキング、適度な筋力訓練、片足立ちなど) |
③ |
薬物療法
・カルシウム薬
・女性ホルモン薬
・SERM
・活性型ビタミンD3
・ビタミンK2
・カルシトニン薬
・副甲状腺ホルモン薬
・ビスフォスフォネート
・デノスマブ
上記のように様々な薬物があり、これらを適切なタイミングで適切な量で使用していくことが大事です。
当院では、それぞれの方に合った、薬物治療を提案させていただきます。
|
5.よくある質問
- 骨折の可能性が増加すること(骨折リスク因子)とは?
-
影響が強いものから順に
高 低骨密度、骨折の既往、女性、高齢、(閉経)
中 喫煙、飲酒、ステロイド薬、骨折家族歴、運動不足
低 生活習慣病
- 骨粗鬆症って遺伝はするの?
-
骨密度の遺伝率は40-80%と言われておりますので、ある程度の遺伝の要素はあると思われます。ただ、生活習慣等の後天的要素も大きく影響します。
- お酒は影響するの?
-
アルコール摂取量14g/日未満の方は骨折リスクは有意に低くなります。また、アルコール摂取量28g/日以上の方は骨折リスクが有意に高くなるという報告があります。
要するに一日でビールだと350ml、日本酒だと1合弱、ワインだと1杯半までであれば、骨折リスクは低いと考えられます。
- 体重は関係あるの?
-
標準体重(BMI25)の人に比べて、体重の軽い人(BMI20)は、骨折リスクは2倍となります。逆に体重の重い人(BMI30)は、骨折リスクが0.8倍と低くなります。
要するに体重が軽い人ほど骨折しやすく、体重が重いほど、骨折しにくくなるということが分かります。
- 骨粗鬆の治療中に避けたほうがいい食品は?
-
リン、食塩、カフェイン、アルコールの過剰摂取は避けたほうが良いです。
医師の専門領域は通常1つですが、当院では1人で総合内科専門医・循環器専門医・救急専門医の3つを取得し、国内有数の救命救急センターで勤務経験のある医師が在籍しています。
高齢になるにつれて体調不良にはいくつもの原因が関わっていることが多く、複数の専門領域にまたがった総合的な診療が非常に重要です。
また、急な体調不良・症状に対して受診科がわからず、受診先に悩まれる方も多いかと思います。
当院では、あらゆる症状に対して、地域のかかりつけ医として幅広く深い知識で迅速かつ的確な医療の提供を目指します。少しの症状でもお気軽にご相談ください。
急性疾患・発熱外来
風邪、インフルエンザ、肺炎、胃腸炎、尿路感染症、熱中症など
急な体調不良時もお気軽にご相談ください。
慢性疾患・生活習慣病
高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症、頭痛など
普段症状がなくても、長期間の経過で重篤な疾患のきっかけとなる場合があります。
人間ドックで指摘されたが改善方法がわからない、自分の健康チェックをしたいなど、かかりつけ医としてぜひ当院にご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群
夜間のいびきがひどい、寝ているときに息を止めていることがある、日中の眠気がひどい、寝ても疲れがとれない…重症度に合わせた治療法により、日常生活の改善が期待できます。
当院では検査用の機械を導入しております。
気になる症状がある・家族やパートナーに指摘されて困っている方はお気軽にご相談ください。
アレルギー
花粉症、アレルギー性鼻炎・結膜炎、じんましんなどに対して投薬治療を行います。
当院では少量の血液で41項目のアレルギー検査ができる機械を導入しております。
項目外のアレルギー検査についても外部検査で可能な場合がありますのでご相談ください。
小児科専門医として、いつでも受診・なんでも相談できる身近さと、任せられる安心さの両立を目指します。
感染症
急な発熱、咳嗽、鼻水、ぜこぜこ、下痢、腹痛…
気管支炎・腸炎・中耳炎・尿路感染症・皮膚感染症など、こどもの発熱の原因はさまざまです。
感染症の多くはウイルス感染症であり、つらい症状を風邪薬や解熱剤で緩和しながら自然な回復をサポートすることが大切です。
適切な治療のために、問診・診察から正確な診断を目指します。
気管支喘息
のどもとがぜこぜこする、呼吸が苦しそう、走った後や朝方に咳が出る、風邪を引くと咳が長引く、家族に気管支喘息のひとがいる、過去に喘息治療をしていたが通院が途絶えてしまった…
小児の気管支喘息は、継続的な治療コントロールにより成人期には治療不要になる症例が多いこと、アレルギーとの関連性が高いことが特徴です。
ガイドライン(医学的な根拠に基づいた取り決め)に基づいて、その子に合わせた治療のご提案をします。
アトピー性皮膚炎・皮疹
乳児湿疹にはじまり、小児期は肌トラブルや発熱時の皮膚のぶつぶつに遭遇することの多い時期です。
的確な診断と軟膏や日々のケアの正しい方法を共有し、悩みに寄り添います。
また、赤あざなど、見た目に気になる所見があるときもご相談ください。
当院で対応できない場合も、専門施設への橋渡しをさせていただきます。
アレルギー
花粉症、アレルギー性鼻炎・結膜炎、食物アレルギーなど
当院では少量の血液で41項目のアレルギー検査ができる機械を導入しております。
項目外のアレルギー検査についても外部検査で可能な場合がありますのでご相談ください。
便秘症
便秘で悩まれるお子さんは多く、適切な内服コントロールにより症状の改善が期待できます。
また頑固な便秘には、背景に病気が隠れている可能性もあります。
いきんでも出ない、排便時に泣いて痛がる、排便に時間がかかる、など気になる症状があるときはご相談ください。
救急科とはちょっとしたケガや虫刺されから、命に関わるような病気に至るまで、どのような症状でも初期対応や応急処置を行うことができる専門家です。
お子さんから高齢の方まで、急な体調不良に対して、迅速な初期対応・診断を行います。
高度な治療が必要と判断した際には、適切な医療機関への橋渡しをいたします。
循環器の病気は心臓や血管の病気であるため、症状を治療せずにいると命に関わる危険性があります。
循環器疾患に対しては当院では、胸部レントゲン検査・胸部CT検査・心電図検査・ホルター心電図(長時間心電図)検査・心臓超音波検査(心エコー)・血圧脈波の検査が施行可能です。
胸が締め付けられるように痛む、動悸がする、動くと息切れがする、脈が乱れる・飛ぶ、足がむくむ、急激に体重が増えた、意識を失った、健康診断で心雑音や心電図異常を指摘された、など気になる症状がある時は早めに受診してください。
リウマチ科は、関節リウマチをはじめ、シェーグレン症候群、リウマチ性多発性筋痛症、全身性エリテマトーデスなどの膠原病全般を診療します。これらは原因不明の難病と位置付けられ、今日でも治療が困難なこともあります。当院では、症状や検査結果の改善だけでなく、不安を解消すること、社会生活との両立なども目標に、患者さんに寄り添った全人的な医療を心がけております。また、リウマチ・膠原病と診断されていなくても、気になる症状があるときもお気軽に受診ください。なお、当院で可能な検査や治療もありますが、必要時は高度な診療が可能な医療機関への連携も行っております。
関節リウマチ
1.関節リウマチとは
なんらかの免疫異常により、関節の炎症(腫脹、発赤、疼痛)が引き起こされる病気です。一か所の関節炎から全身の多発関節炎までの様々な病態を呈します。
2.疫学
日本での16~75 歳の人口における有病率は、0.6~1.0%であると言われています。
また、男女比は、約1:3と女性に多いです。
発症年齢は、2000年代は50代が最も多く、2010年代は60代が最も多くなっています。近年、関節リウマチの発症年齢の高齢化が指摘されています。
3.診断方法
「ACR/EULAR関節リウマチ分類基準」というものが用いられます。
問診、症状、採血検査などの様々な検査をし、関節リウマチの診断を行います。
「健診で、関節リウマチの因子が陽性だったから、関節リウマチだ」、逆に「関節リウマチの因子が陰性だったから、関節リウマチではない」と捉えているケースをよく見かけます。
実は、これは、大きな間違いです。関節リウマチは、血液検査だけでなく、様々な情報から判断されます。
関節リウマチは早期の治療が大変重要なことが分かっています。少しでもご不安な方はぜひお早めにご相談ください。
当院といたしましては、「6週間以上持続する手や足などの小さな関節の痛みや腫れ」というのが、受診する目安にするとよいかと考えております。
4.治療
① |
薬物療法
昔はステロイドや鎮痛薬しかありませんでしたが、現在では有効な薬剤が多数開発されております。
- ・MTX: リウマチ治療の基本中の基本
- ・csDMARDs: conventional synthetic、古典的合成という意味だが、未だに現役
- ・ステロイド: 即効性は抜群
- ・バイオ製剤: 最後の砦。注射薬。この中でも多種類あり。
- ・JAK阻害薬: バイオ製剤の代替として、最近注目。内服薬。
- ・NSAIDs: 疼痛管理のスパイス
上記に主な関節リウマチの治療薬の特徴を記載しましたが、簡易的に記載しておりますので、詳細は医師に確認し、添付文書をよくお読みください。
|
② |
リハビリテーション |
③ |
禁煙などの生活習慣の改善やストレスの排除 |
5.よくある質問
- 遺伝はするの?
-
様々な説がありますが、両親のどちらかが関節リウマチを発症していると、10~60%の確率で子に発症するという報告があります。遺伝の要素は少なからず、あると考えられています。ただ、環境因子(喫煙、ウイルス感染、歯周病など)によっても、発症率は影響されます。
- 関節リウマチの治療中の食事はどうしたらいい?
-
関節リウマチにいい食事は、簡単に言うと、「バランスの取れた食事」です。
とういうのも、関節リウマチの方は、健康な方に比べて、骨粗しょう症のリスクが高くなることが分かっているためです。
関節リウマチの方は健康な方に比べ、大腿骨近位部骨折のリスクが3倍、背骨の椎体骨折のリスクが6倍高いという研究もあります。
また、そのような骨折の契機が、特に転倒など外傷機転がなく、いわゆる「いつのまにか骨折」で70%で起こるとされています。
ということから、骨粗しょう症を予防するための「バランスの取れた食事」がとても大切なのです。
当院ホームページにも骨粗しょう症に関しての記事がありますので、ご参考にしてください。
- 関節リウマチの治療中ですが、ワクチンは接種していいですか?
-
関節リウマチの方は、健康な方に比べて、感染症罹患のリスクが高いため、様々なワクチンの接種が推奨されております。
COVID-19ワクチン、肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン、帯状疱疹ワクチン(不活化)などの接種が推奨されております。
当院での接種も可能ですので、お問い合わせください。
予約画面の内科から直接予約も可能です。
- 関節リウマチの治療中は運動は制限したほういいの?
-
昔は、「お姫様のようになるべく無理はせずに過ごすように」と指導されていこともあると聞きます。
しかし、現在では薬物療法も発達し、症状のコントロールを行いながらの運動が良いという報告が多数されております。
当院では運動や趣味の継続を目指し、医師とリハビリテーションスタッフの連携を取りながら、サポートさせていただきます。
患者様の状態に合わせて理学療法・物理療法を行います。
疾患の治療としての理学療法、スポーツなどでより能力を発揮するための運動指導、テーピング、体力アップ・健康増進のための運動指導など、患者様のニーズに応じてリハビリを行います。
人工関節置換術(人工関節認定医在籍)や靭帯再建術、骨折の手術など、他院で受けられた手術の術後のリハビリにも対応可能です。
お気軽にご相談ください。
理学療法
理学療法とは、病気、けが、加齢変化、障害などによって運動機能が低下した方に対して、運動機能の維持・改善を目的に徒手療法・運動療法・物理療法などの手段を用いて行われる治療法です。
当院で行う理学療法の特徴
- スタンダードな治療に加え、トレーニングマシンを駆使したリハビリテーションを行います。
- 医師と理学療法士が連携して行うため、患者様個々の病状に応じた細やかなトレーニングメニューを提案し、安全かつ安心して運動していただける場を提供致します。
- スポーツをされる方には、年齢や競技種目、競技レベルに応じて、スポーツ障害を予防するためのトレーニングやパフォーマンスを高めるためのトレーニングを提案していきます。
- 定期的に評価測定を行うことで、身体の変化、課題をお伝えしながら、随時目標の見直しを行い、最終的にはセルフコントロールが可能な状態を目指します。
当院では、担当制・全身バランスの調整・予防的観点の3点を柱として治療を行います。
担当制
- 患者様お1人お1人に担当が付く担当制を導入しています。
- 担当した理学療法士が患者様の状態を評価したうえで、個々に適したストレッチ・リラクゼーション・マッサージ・姿勢調整などの施術から日常生活動作指導・運動指導、ホームエクササイズなどの紹介を行います。
全身バランス
- 疼痛部位(治療部位)だけでなく、疼痛を誘発する動作や動作の制限を引き起こす全身的な問題も考慮しながら施術を行っていきます。
- 関節の動きや筋コンディションの調整から、正しい姿勢、動作・歩行状態の獲得まで状況をみながら治療を進めていきます。
予防的観点
- 患者様の動きの癖や機能が低下している部分などの問題点を確認した上で、転倒リスクやスポーツ障害リスクの把握を行い、転倒や障害の予防を図ります。
- 日常生活動作で困っている動作のある方からスポーツ愛好家の方まであらゆる患者様に対して、全身バランスの調整、動作の維持・回復、障害の予防・再発の予防など、患者様の目標に向かって治療を行います。
理学療法にご興味がある方は、医師にご相談ください。
物理療法
物理療法では、リハビリ機器を用いて機械的刺激を身体に与えることで、痛みを和らげる効果や身体全体のリラクゼーション効果を図ります。
低周波治療器
3つの電気刺激モードで、鎮痛から治癒の促進まで幅広く対応しております。
また、コンパクトな形状のため、運動をしながらの使用も可能です。
ウォーターベッド
最新式のウォーターベッドです。身長を自動で計測し、ジェット水流でそれぞれの体格に合った全身のマッサージを行い、筋緊張緩和、リラクゼーション効果が得られます。
超音波療法
温熱作用とマイクロマッサージ作用により、疼痛緩和や局所の血流促進を図ります。
患者様ひとりひとりのお身体の状態に合わせて、上記を組み合わせて治療を行います。
詳しくは医師にご相談ください。
MRI(核磁気共鳴画像法)
MRI(核磁気共鳴画像法)とは、磁石と電波を使って体の内部の状態を検査する方法です。磁石と電波を使って体の様々な断面像を撮像するので放射線による被曝はありません。
単純レントゲン検査やCT検査では判別困難な微細な骨折や圧迫骨折、靭帯損傷の評価も可能です。
また、当院では最新式オープン型MRIを導入しております。閉塞感が少なく、視界が広いため、閉所が苦手な方やお子様も検査が受けやすくなっております。
CT(コンピュータ断層撮影)
CT検査(Computed Tomography)はX線を使用して身体の内部(断面)を撮影、画像化する検査です。
MRIと比較して非常に短時間での撮影が可能で、頭部疾患のみならず胸部疾患、腹部疾患まで全身の診断が可能です。
超音波検査(エコー検査)
腹部に超音波を発信しそこから返ってくるエコー(反射波)を受診し、コンピュータ処理で画像化する検査です。
主に肝臓、膵臓(一部)、胆のう、胆管、腎臓などの、お腹の臓器を観察するために用います。レントゲン等と違い放射線の被曝がないので、身体への侵襲や苦痛はほとんどないのが特徴です。
心臓超音波検査(エコー検査)
心臓の動き、大きさ、形、心肥大や弁膜症の有無・程度を観察します。
心電図異常や心雑音を指摘されたときに、その原因検索にも行われます。
頸動脈超音波検査(エコー検査)
簡便で視覚的に頸動脈の動脈硬化の診断が出来る検査です。
心電図
心臓の筋肉は絶え間なく全身に血液を循環させるために収縮(縮む)と拡張(伸びる)を繰り返しています。その時に生じる電気的活動を記録する検査が心電図です。電気的活動の変化を見ることで狭心症、心筋梗塞、不整脈などの診断ができます。
血圧脈波検査
手と足の血圧の差や脈波の伝わり方を調べることで、動脈硬化の程度を数値として表したものです。
これにより動脈硬化の程度や早期血管障害を検出することができます。
ホルター心電図検査
24時間携帯型の心電図装置で、非常に小さく軽量です。日常生活での長時間の心電図を記録、解析することで外来で見つけられなかった不整脈や狭心症の発見に役立ちます。動悸、胸痛、ふらつき、めまい、失神などの原因を調べる目的で、また薬物の効果判定目的で行う検査です。シャワーを浴びることのできる機器も準備しています。
レントゲン検査
X線検査の単純撮影は、胸部写真は肺炎、肺がん、肺気腫などの診断、腹部写真は腸閉塞や消化管穿孔などの診断に用いられます。差をフィルム上に黒化の差(コントラスト)としてとらえ、像として観察する検査です。
当院では、胸部写真を自動解析し、病変が疑われる領域を検出してマーキングすることで、医師の診断をサポートするAI診断システムを導入しています。
健診や診療における胸部写真での見落としを防ぐために活用しており、異常を疑う所見が認められた場合は、CTなどの精密検査を実施します。
骨密度検査
骨を構成しているカルシウムなどの量(骨量)を測り、骨の強度を調べる検査です。主に骨粗しょう症の診断や代謝性骨疾患の診断、薬物治療による効果確認などに用いられます。
血液検査
血液を採取しその採取した血液から病状などを調べる臨床検査です。
外部検査会社との連携により、大学病院と同様の検査項目に対応しています。
尿検査
一般的な健康診断でも実施される検査項目で、尿鮮血、尿蛋白、尿糖などを調べます。
睡眠時無呼吸簡易検査
自宅でできる検査で日常生活の中で夜間睡眠中の呼吸状態を評価します。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の有無、程度を調べます。